内容説明
9.11事件やイラク戦争を契機として際立つアメリカの一極体制。世界各国はアメリカをどう捉えているのか?アメリカ問題の行方をさぐる。
目次
慈悲深き帝国アメリカ
第1部 ヨーロッパから見た新世界(多様性の破壊者としてのアメリカ―フランス人の抵抗;パートナーとしてのアメリカ―イギリス外交の中で;カウンター・バランスとしてのアメリカ―中欧チェコの場合)
第2部 対抗勢力の可能性(逆説のユートピア―ロシア知識人とアメリカ観;仇敵としてのアメリカ―中東イスラーム世界の憤慨と憎悪;ライバルとしてのアメリカ―中国のアメリカ観)
第3部 国際社会との広がるギャップ(アメリカの覇権的正義と国防戦略―「力」への依存の衝撃;持続不可能な「アメリカ文明」―地球気候変動問題とアメリカ社会のライフスタイル;アメリカ・ユニラテラリズム―国際刑事裁判所問題を題材にして)
著者等紹介
押村高[オシムラタカシ]
青山学院大学国際政治経済学部教授(国際関係思想史)
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