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宝島社新書
日本のタブー3.0

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299024039
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

山口組分裂・最終章、工藤會総裁の死刑判決、内閣情報調査室、太陽光発電利権、脱炭素社会の罠、入管の闇、カジノ利権、官房機密費――
大手メディアがコモディティ化するなか報道されないタブーが増殖。
新時代の日本の聖域をテーマに豪華執筆陣が独自取材。
大手メディアが絶対に報道しない日本のシン・タブーを明らかにする――。

内容説明

強まる付度と加速する自主規制―。「報道しない自由」という安全地帯に逃げ込んだ既存メディアはレームダック化し、国民が知るべきこと、知りたいことへの視点は完全に放置された状態である。太陽光発電、カジノ、経済安全保障をめぐる怪しい利権構造、コロナワクチンと製薬マネーの実態、政権による流用疑惑がささやかれる官房機密費、入管庁で行われていた非人道的蛮行…。新時代の「聖域」に斬り込む16の深層リポート!

目次

第1章 聖域の内幕(ワクチンと製薬マネー―医師とメディアの批判を封印する「利益相反」の実態;脱炭素社会の罠―中国なしでは「脱炭素」が実現しない亡国危機 ほか)
第2章 暴走する権力(官房機密費―非公表の裏で自民党による私的・党利党略の「流用疑惑」;内閣情報調査室―政治スキャンダル「文春砲」は内調による情報操作か ほか)
第3章 利権と黒幕(太陽光発電利権―大樹総研を率いる「令和のフィクサー」の正体;カジノ利権―反社人脈も暗躍した和歌山・長崎「IRの深い闇」 ほか)
第4章 自壊する組織(山口組分裂抗争・最終章―山健組が六代目山口組に復帰 神戸山口組「自壊」の深層;創価学会女性部(旧・婦人部)―自公政権に“隠然たる影響力”と囁かれる女性組織 ほか)
第5章 格差社会の深淵(企業の内部留保―莫大な「利益剰余金」を労働者へ配分しない日本企業;死刑制度―大手メディアが知っているのに報じない「極刑の真実」 ほか)

著者等紹介

望月衣塑子[モチズキイソコ]
慶應義塾大学法学部卒業後、2000年に東京・中日新聞社に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで事件を中心に取材。その後、経済部を経て社会部遊軍記者。17年4月以降は森友学園・加計学園問題の取材チームの一員となり、並行して官房長官会見で質問し続けた。17年に平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞。「税を追う」取材チームで19年度JCJ大賞受賞

鈴木智彦[スズキトモヒコ]
1966年生まれ。カメラマン兼ライター。暴力団系の取材経験が豊富

西〓伸彦[ニシザキノブヒコ]
1970年、岡山県生まれ。立命館大学卒。『週刊ポスト』記者を経て、2006年に『週刊文春』記者となり、経済事件や政治、スポーツなどの取材を行う。20年11月からフリー

鳥集徹[トリダマリトオル]
1966年、兵庫県生まれ。出版社勤務等を経て、2004年から医療問題を中心にジャーナリストとして活動。15年に著書『新薬の罠』(文藝春秋)で第4回日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

速読おやじ

16
大手メディアでは忖度も含めて伝えにくい事案に、所謂反主流派ジャーナリストが切り込んでゆく。というと聞こえはいいが内容は雑多。テーマとしては既存メディアの機能不全、報道の自主規制によって、こんな事がまかり通っているんですよ、という事を強調したい書。年間12億円の官房機密費を残らず使った菅さん、これを総裁選に使ったのではないかという疑惑も全く報道されない。ワクチン推進派の良くテレビでも見かける医師が製薬会社から資金を得ている、というのも報道されない。面白い記事もあるのだが、もう少し絞り込んだ方が良いかも。2022/05/27

おおたん

13
時事ネタとして。知っていること→役に立つ時がくる知識を教えてくれます。◆テレビ業界→CM収入に大きく依存◆文春砲→政権の都合の悪いことが暴かれる→内調砲による政敵を引きずり下ろしている◆影響力工作→情報を盗むのではなく、有利な環境を作り出すことを狙う秘密工作◆経済安全保障、中国の脅威という「新利権」→軍需産業は戦争や紛争が起きた方が儲かる→警察のアフターケア◆平均年収→1997年の水準にすら戻っていない◆内部留保↑、配当金↑◆外国投資家30%、金融機関29%、事業法人20%、個人株主16%2023/06/03

jima

10
16のタブーの内容、どれもなるほどと思ったが。2022/06/06

Mark X Japan

9
知っているつもりのことの、知られざる裏側です。断定的な部分もありますが、火のない所に煙は立たないので...。利権は、複雑かつ巧妙化しているので、狐と狸の化かし合いだと思って様々な視点から考えていかないと、思うつぼです。☆:4.02022/02/27

Melody_Nelson

6
対象が広がりすぎな気がするし、ページ数が限られている分、内容も薄くなっていて残念だが、ここで興味を持ったらちゃんとした本を読んで学べ、ということか。面白かったのは、官房機密費、内閣情報調査室、太陽光発電利権、カジノ利権、地方議員あたり。官房機密費については、自民党政権は歴史がある分、横領もどきのスキームも構築されているようだ。とはいえ、野党議員にしても、地方議員にしても、議員って「なっちゃったもん勝ち」みたいで、彼らに任せていいのだろうかと疑心暗鬼になる。“利他”という概念をすりこみたい。2022/05/26

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