内容説明
英語の国際化と自立化のなかで、日本の英語教育はどのように対処すればよいのか?よい「地球語」としての英語を求めて。
目次
第1章 問われ続ける日本の英語教育(英語教育に対する批判;英語教育への提案・提言)
第2章 「現代の標準的な英語」と世界の英語(世界に拡散する英語;イギリス英語から自立する英語)
第3章 「現代の標準的な英語」と発音に悩む日本人(社会の英語と英語教師の英語;英語教師の英語の発音とその尺度:「現代の標準的な発音」)
第4章 日本人と英語の発音(英語教育と完璧な発音;日本語話者のための「現代の標準的な発音」をつくる;現代の標準的な英語の発音とカナ・ローマ字混合表記;カナとローマ字による混合表記)
著者等紹介
田辺洋二[タナベヨウジ]
早稲田大学教育学部教授(1976年4月‐2003年3月)。専門は英語教育・英語学。1933年函館市生まれ。56年早大教育学部英語英文学科卒業。中学校教諭を経て61年ミシガン大学に留学、62年同大言語学修士。65年早大教育学部助手。72年アーラム大学、79年ポーランド州立大学客員教授。86年‐91年早大系属早稲田実業学校校長。91年‐95年早大国際部長。01年より大学英語教育学会(JACET)会長。『クラウン』など英語教科書著者。NHK「続基礎英語」「3ヶ月英会話」など放送講師。98年‐01年文部省大学設置・学校法人審議会専門委員。97年‐98年文部省教育課程審議会委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。