内容説明
“人間”を基本概念にすえて労働現象を分析するための独自の方法論を提唱する。
目次
労働社会学とは何か
1 労働社会学の離陸(1940~70年代)(労働社会学と「生活共同体」研究)
2 労働社会学の展開(1980年代)(労働社会学と地域・家族研究;労使関係史研究の方法 ほか)
3 労働社会学の発展(1990年代)(日本的労使関係の評価論争;労働者・労働組合・労働運動の研究動向)
4 日本労働社会学会小史(1982年~1999年)(日本労働社会学会の誕生まで(1982年~1988年)
日本労働社会学会の10年)
著者等紹介
河西宏祐[カワニシヒロスケ]
1942年神戸に生れ、姫路で育つ。1971年東京教育大学文学研究科社会学専攻博士課程中途退学。東京教育大学文学部助手。1974年千葉大学教養部助教授。1983年千葉大学教養部教授。1985年文学博士。1994年千葉大学文学部教授に配置換え。1995年ハイデルベルグ大学客員教授。1998年千葉大学名誉教授。早稲田大学人間科学部教授(現在)。専攻、社会学(経営・職業・労働)
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