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化学のドレミファ〈1〉水 このふしぎなもの

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784654080373
  • NDC分類 430
  • Cコード C1337

内容説明

この本は「水」の平凡でない性質の話から始めて、化学の入り口を学ぶ本です。水に関しても、ここ数十年の間に新しいことがいろいろわかってきました。ことに最近、飲料水の汚染から始まってきれいな水、体によい水が問題になり、ミネラルなどのとけているものから、水自体の構造まで考え、「活性化水」といわれる商品も流通するようになりました。もしかしたら、このような面から、化学の新しい世界がひろがるのかもしれません。それでこのような面からの話も入れて、考えることにしました。

目次

プロローグ 水は非凡か平凡か―水かけ論に終わった水入らず仲間の水論議
1 平凡でない水の性質を調べる(常温付近で三態が見られる物質は少ない―さわるとやけどする氷もできるという話;蒸発熱や融解熱がなみはずれて大きい―でなければ病人やスキーヤーが困るという話;温度による密度の変化の異常―氷山が浮きアイススケートができる意味;比熱と熱伝導率の異常―熱しにくくさめにくい話 ほか)
2 水の化学史を探る―タイムマシンに乗って(天地万有はなにによってできているか―アクロポリスの丘の上の仮想討論会;柳は水である―2000年生きつづけたギリシャの元素観;燃えるとは燃素がとび出すこと―化学がより道した迷信;“燃えやすい空気”の発見―キャヴェンディッシュ、水素をつくる ほか)
3 水の身体検査をする―非凡性の原因はなに?(電子レンジの実験から―熱くなるものとならないものがある;電子レンジはどうして熱を出す?―電波でゆれ動く分子;双極子はどうしてできる?―原子の結合のしかたから;水の非凡性を解明する)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

入江

8
化学の不思議を会話でわかりやすく解説していく本。面白い試みだと思います。でも、調理室に男子が入りにくいなど、会話はド昭和です。「水銀はどうして体温計に使えるのか」はわかりやすかったです。2017/01/28

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