内容説明
大伴家持や北原白秋など万葉集から近代までの名歌21首、芭蕉や高浜虚子など江戸時代から近代までの名句47句のすばらしさの秘密を、今までにない切り口で明快に、わかりやすく紹介します。名歌や名句の不思議、楽しさ、面白さを、好評の『俳句の不思議、楽しさ、面白さ』の著者が、一つずつ分かりやすくご案内します。親本『名歌と名句の不思議、楽しさ、面白さ』に「和歌を物語で楽しむ」4編を増補し、上製本にしました。古典の世界が気軽に楽しく学べ、味わえる「図書館版誰でもわかる古典の世界」シリーズ第4巻です。
目次
名歌の不思議、楽しさ、面白さ(大伯皇女 わが背子を―和歌は物語とともに;大伴家持 うらうらに―悲しい春;在原業平 月やあらぬ―からまる言葉 ほか)
名句の不思議、楽しさ、面白さ(松尾芭蕉 古池や―荘厳(美しく飾る)
松尾芭蕉 閑さや―両掛かり
田捨女 雪の朝―くり返し ほか)
和歌を物語で楽しむ(和泉式部と藤原保昌の愛の物語;能因法師のお宝くらべ;紀友則も人が悪い ほか)
著者等紹介
武馬久仁裕[ブマクニヒロ]
1948年愛知県生まれ。名古屋大学法学部政治学科卒業、東洋政治思想史専攻。俳人。現代俳句協会理事。東海地区現代俳句協会副会長。日本現代詩歌文学館振興会評議員。船団会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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