内容説明
子どもたちが描いた絵や作った箱庭などのアートには、「親の過干渉や無関心」「友だちとうまく付き合えない」といった悩みや葛藤のサイン、反対に「悩んでいたけど自分の中で整理できた」といった成長のサインが隠されている。バウムテストや箱庭、動的家族画、動的学校画等を用い、そのサインを的確にとらえ、子どもの悩みを解決へと導く方法を実例と共に紹介。専門的な知識のない保護者や教師でもアートの世界が体験できるように、各種描画の実施法が解説されている。
目次
第1章 アートに表現されたメッセージ
第2章 保健室でのアートの活用
第3章 スクールカウンセリングでのアートの活用
第4章 相談機関でのアートの活用
第5章 特別支援におけるアートの活用
第6章 アートの実施法
著者等紹介
加藤孝正[カトウタカマサ]
1959年、南山大学文学部卒業。米国イオンド大学名誉博士。臨床心理士。同朋大学人間福祉研究科大学院客員教授、中部大学現代教育学部特任教授、社会福祉法人親愛の里理事長、日本描画テスト・描画療法学会常任理事、アートセラピー研究会代表などを歴任。2017年逝去
馬場史津[ババシズ]
中京大学心理学部教授。臨床心理士。日本描画テスト・描画療法学会常任理事。アートセラピー研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- キリスト教と浄土真宗