出版社内容情報
ジュディス・スティントン[ジュディススティントン]
著・文・その他
堀真一郎[ホリシンイチロウ]
監修/翻訳
丸山晶子[マルヤマアキコ]
翻訳
内容説明
1913年~1918年、イギリスの片田舎、ドーセットに生活共同体として運営された更生施設「リトル・コモンウェルス」はあった。その責任者ホーマー・レインは、ここで、非行少年・少女たちに自治を中心とする生活を大胆に行わせ、彼らの更生を試みたのである。本書は、そのリトル・コモンウェルスでの日々を、可能な限り子どもたちの視点で再現し、なおかつリトル・コモンウェルス閉鎖後のホーマー・レインと子どもたちの人生を詳しく紹介した労作である。
目次
デットフォードの問題児がやってきた
リトル・コモンウェルスの船出
設立を支えた人たち
子どもの自治が始まる
アメリカでのホーマー・レイン
建物は自分たちの手で
自由時間の過ごしかた
戦争の犠牲になった少年たち
モンテッソーリ部の小さな子どもたち
リトル・コモンウェルスに影響を受けた見学者たち〔ほか〕
著者等紹介
堀真一郎[ホリシンイチロウ]
1943年福井県勝山市生まれ。1966年京都大学教育学部卒業。1969年同大学大学院博士課程を中退して大阪市立大学助手。1990年同教授(教育学)。大阪市立大学学術博士。ニイル研究会および新しい学校をつくる会の代表をつとめ、1992年4月和歌山県橋本市に学校法人きのくに子どもの村学園を設立。1994年大阪市立大学を退職して、同学園の学園長に専念し、現在に至る
丸山晶子[マルヤマアキコ]
10代の2年間を「スコットランドの小さな自由学校」キルクハニティ・ハウス・スクールで過ごす。現在は、学校法人きのくに子どもの村学園きのくに国際高等専修学校教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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