内容説明
この本は、「学級崩壊の立て直し」ではなく、「崩壊学級担任の救出」を目的にした本です。学級崩壊しても、病休に入らず、辞めずに１年間生き抜く方法がつまっています。また、崩壊学級担任をつぶしかねない、崩壊学級担任に決してしてはいけないことも詳しく述べられています。
目次
第１章 崩壊学級担任を救う８の発想法（学級崩壊は担任のせいではないと理解せよ；学級再建は無理だと、全員があきらめよ ほか）
第２章 崩壊学級担任を救う１４の方法（反抗的な子どもとは距離を取る；思い切って「指導をしない」という選択を ほか）
第３章 崩壊学級担任がしてもらってうれしかった１１の方法（笑わせてもらったこと；暴れ続ける子どもに数で対応してもらえたこと ほか）
第４章 崩壊学級担任をつぶす１３の方法（「ずっと教室にいろ」と言われたこと；校長の話が長かったこと ほか）
著者等紹介
梶川高彦［カジカワタカヒコ］
１９７３年、大阪生まれ、愛知育ち。会社員やフリーターを経て教員に。新任の頃、隣の学校の共に授業づくりに励んでいた後輩教員が突然亡くなることがあり、横のつながりをフォローするための教師サークル「ほっとタイム」を設立。学ぼうとする教師仲間を少しでも支援しようと活動している。また春には「教職をめざす学生と教師をつなぐ会」を開催し、５年でのべ６００人を超す若手参加者に向けて情報を発信している
中村健一［ナカムラケンイチ］
１９７０年、山口県生まれ。現在、山口県岩国市川下小学校に勤務。学級崩壊に苦しんで辞めていく仲間たちを目の当たりにし、心を痛めている。「教師の味方だ！」と公言し、仲間にエールを贈る本をたくさん執筆している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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