内容説明
2020年完全実施の学習指導要領のキーワードである「主体的・対話的で、深い学び」を実現するために、普段の授業で取り入れたい「対話指導」の流れを、「対話の仕掛け」等を踏まえ、実例を交え紹介。対話指導を一から学びたい教師向けの1冊。
目次
第1章 白熱する対話指導のコツ(対話を成立させる3つの前提条件;フレームを示す;ラポールを形成する;ビジョンを持たせる)
第2章 各教科の対話を白熱させる仕掛け(国語;社会;算数;理科;生活;音楽;図画工作;家庭科;体育;外国語;道徳;総合;特別活動)
著者等紹介
山田洋一[ヤマダヨウイチ]
1969年北海道札幌市生まれ。北海道教育大学旭川校卒業。北海道教育大学教職大学院修了。2年間の幼稚園勤務の後、公立小学校の教員となる。自ら教育研修サークル「北の教育文化フェスティバル」を主宰し、柔軟な発想と、多彩な企画力による活発な活動が注目を集めている。日本学級経営学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あべし
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3つのことを主に学びました。 1.対話をする前に、4つの観点を意識すること 2.対話をする前に、具体的なイメージを教師が持つこと 3.対話をさせる時、その意見に根拠はあるのか、思いやりはあるかを見極める 特に、子どもの対話のやりとりで、シンプルに意固地になってしまってはいないか、注意して聞こうと思いました。意固地になっている場合、教師が交通整理をしないと、その子は社会に出た後も自分の意見が通らない時は意固地になりかねません。子どものうちに対話力を鍛えておくことは、今の教育でいっすの内容だと思いました。2022/02/23