内容説明
心の重荷を取りのぞく、愛のカウンセリング。
目次
非行少女を立ち直らせた一言―軌道修正の論理
つっぱり中学生が赤いカーデガンを脱ぐとき―校内暴力の背後にあるもの
担任の愛からなされたある決断―登校拒否児の心理的環境
子どもを救った母親の自己洞察―乱暴な園児の場合
母がわが子に謝るとき―すさんだ生活をする高校生
掘り起こされた父の愛―盗みがやめられない少年
生きがいを見つけた若者―孤独と不安の中に消えた勤労意欲は
暗い心が母の愛を認知するとき―「窃盗は悪いと思うが、たいして悪いとは思わない」と答えた少年
何が父親に粗暴なしつけをさせたのか―暴行恐喝をする少年とその父
子どもが勉強ぎらいでなくなるとき―自立への欲求を無視された子〔ほか〕
著者等紹介
伊藤重平[イトウジュウヘイ]
1906年、愛知県に生まれる。1933年、東京高等師範学校研究科卒業。直ちに、公立小学校長。公立高等女学校教頭。愛知県児童福祉司。愛知県立女子短期大学講師。名古屋家庭裁判所主任調査官。同調停委員。名古屋家庭裁判所参与員。マザーズ・カウンセリング・センター講師などを歴任。1991年7月、逝去
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