内容説明
“社会に開かれた教育課程”をめざし、次期学習指的要領に導入される、学校が地域社会と連携・協働して「学校の教育課程(カリキュラム)」を編成し、授業の実践、評価、改善を行う、「カリキュラム・マネジメント(教育課程経営)」の考え方・進め方を詳述。グローバル時代に必要な「生きる力」としての「資質・能力(コンピテンシー)」を育成するためのカリキュラム編成の方法や、カリキュラム・マネジメントと連動した「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」の実現方法などについても解説。
目次
1 私たちは、どのようにして、「カリキュラム・マネジメント」に対応しようとしているのか
2 学校と地域社会は、何を目指して、カリキュラム・マネジメントを行うべきか
3 学校は、どのような考えに基づいて、「学校の教育課程」を編成すべきか
4 学校は、どのように、実践的な「学校の教育課程」を構成すべきか
5 教師は、どのような考えに基づいて、「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」を捉えるべきか
6 教師は、どのようにして、「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」を創り出すべきか
7 教師は、どのようにして、子供一人ひとりの発達・成長を支援するべきか
8 学校は、学習評価を基礎に、どのようにPDCAサイクルを行うべきか
著者等紹介
加藤幸次[カトウユキツグ]
1937年、愛知県に生まれる。名古屋大学大学院、ウィスコンシン大学大学院修了。現在、上智大学名誉教授、神戸国際大学客員教授、日本個性化教育学会会長、グローバル教育学会顧問、前アメリカ教育学会会長、社会科教育研究センター会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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