内容説明
特別な教育的支援を要する子どもたちの指導について、59の疑問にQ&A形式で丁寧に答えます。身近に相談相手がいなくて困っている先生方、必読!
目次
第1章 指導計画
第2章 学級経営
第3章 タイプ別の配慮
第4章 日常生活・健康・成長
第5章 学習指導
第6章 保護者への対応
第7章 通常学級の生徒との交流
第8章 進路指導
著者等紹介
馬場賢治[ババケンジ]
岐阜県関市生まれ。愛知教育大学教育学部卒業後、愛知県公立中学校教諭に。以降、小中学校に勤務。1983年、初めて特殊学級担任となり、以後、小中学校の特別支援学級(特殊学級)を断続的に担任し、担任歴は合わせて15年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゃがたろう
1
図書館本。本の帯に「…現場で困った時、迷った時に開く本」とある。メッセージ性を強く感じる。2014年の著書ということで、これまでのご自身の経験もあるのかもしれないと思いを馳せながら拝読。貴重な事例も多数掲載されていて、イメージを持ちやすい。10年前の本ではあるが、「一人で抱え込まない」は普遍的な、そして社会人としても重要なスキルだと感じる。あとは意外と「今さら、こんなこと聞いていいのかな(聞けない)」という思いも社会人ならあるあるかも。2024/08/14
U-Tchallenge
0
特別支援学級や障害のある子どもたちのことについて細かいところまで網羅されている一冊。特別支援学級や特別支援教育に携わる者にとっては読んで損はない一冊である。一つひとつの記述は最低限であるので、学びはじめの一冊のような位置づけのように思う。これで基本的なところを押さえつつ、さらに学びを進めていくというのがいいように感じた。2021/04/22