内容説明
学校や教師を取り巻く厳しい現状を真摯に受け止め、真剣に教育の仕事に汗を流している教師。教育の仕事が好きで好きでたまらなくて、難しい世代の子どもたちを懸命に育てている教師。本書は、そんな逆境にめげず、ひたすら子どもたちのために、また自己実現のために実践する教師たちの取り組みを紹介。
目次
プロローグ 「希望」をつむぐ教師たちとの出会い
1 かしこき教師たちとの邂逅―逆境にめげず、ひたすら子どもたちのために、自己実現のために(誠実で、誠実で、心底誠実な教師「子どもが見えるようになりたい。そのためには子どもを見るんだ!見つめるんだ!」;すべての人と歓びを分かち合う教師「子どもたちに、心のふるさとづくりをしてやるような実践がしたい」 ほか)
2 ベテラン教師から若い教師に伝える「学級づくり・授業づくりの知恵袋」(「学校は、たのしいところであるけれど、歯をくいしばって、涙をこらえてがんばるところだ。がんばろう。」;“学級づくりの巻” ほか)
3 新しい風が湧き興る学校―志高く地道な手法で道を切り開く(アイコンタクトで学校再建「私たちの学校もやっと『ふつうの学校』になってきました」;生徒とタイアップした授業改善「この一年間、ぼくたちは『授業の取り組み』に、もっとも力を入れてきました」 ほか)
エピローグ 「教師としての知恵と自覚と、そして使命感」に学ぶ
著者等紹介
前田勝洋[マエダカツヒロ]
豊田市内に校長として勤務し、2003年退職。大学の非常勤講師を務める傍ら、求められて小中学校現場を『学校行脚』して、教師たちと苦楽を共にしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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