内容説明
子どもたちに学ぶ喜びを体験させ、確実に成長させるには、どうしたらよいのか。授業づくり、教師づくり、学校づくりの3つの観点から、その手だてを実践を通して詳述。
目次
第1章 学ぶ楽しさ・喜びとは
第2章 学ぶ楽しさを生む授業づくり(「わかる」楽しさが実感できる授業―小4・社会科「命とくらしをささえる水」を事例として;「ゲストティーチャー」を活用した授業―小5・社会科「畜産農家山田さんの和牛に願いを」の実践を通して ほか)
第3章 学ぶ楽しさを生む教師づくり(子どもの学ぶ喜びは教師のやりがい―実践を続けるやりがいと問題意識;合い言葉は、「学級づくりは授業で!」―授業で勝負する若手教師集団を育てる ほか)
第4章 学ぶ楽しさを生む学校づくり(授業実践の力を高めるための現職教育を核とした学校―北部小学校の3年間の実践を通して;「命の重さを感じ、伝える」学校―PTA行事「生命のメッセージ展」を通して)
感想・レビュー
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marimo
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「教育に対する情熱や活力、教科についての専門性、授業を生み出す想像力、教師としての人間性」「子どもに教えるねらいをもって、そのねらいに即して子どもの考えを位置づけ、単元を構想していたが、しだいに子どもの思いを引き出し、その思いを自ら検討し発展させる支援を心がけるようになってきた。教師が用意したねらいに到達させることが目標ではなくなってきた。」思いどうりの発言だけを使うのではなく、子供から出たものを、出るのではないかと寄り添って考えたものを大事にする授業。これは大事なのかも。2014/03/17