光人社NF文庫
赤い天使―白衣を血に染めた野戦看護婦たちの深淵

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769829973
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0000

内容説明

恐怖と苦痛と使命感―。戦野に立つ若き女性が見た兵士たちの過酷な運命。若尾文子主演で映画化された、戦場での愛と性を描いた問題作。

著者等紹介

有馬頼義[アリマヨリチカ]
大正7年2月、東京に生まれる。学習院初等科より成蹊高校に進んだが、野球に熱中して退校となる。早稲田第一高等学院に転じたが、小説を書いて稿料を受けとったことがもとで、放校処分をうける。徴兵延期の特典を失い、昭和15年1月、召集されて満州に渡る。18年4月、除隊。帰国して同盟通信記者となる。隣組長、防空班長をつとめながら、反戦小説を書きつづけ、終戦を迎える。昭和29年、「終身未決囚」により第31回直木賞を受ける。昭和34年、「四万人の目撃者」で探偵作家クラブ賞を受賞。「東京空襲を記録する会」理事。昭和55年4月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たまうさ

5
増元康造の映画の原作というので読む。映画では関わった男たちに心ならずも死をもたらす死の天使だったヒロインが、とても虚無的で淡々としていた。うーむ、とにかく映画の方を見て欲しい。 2017/08/18

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