内容説明
絵本の読み聞かせが大好きな1年生から文学作品を読み味わう6年生まで、各学年の発達に合った読書の指導法を、理解を深めるワークシートを使った楽しい実践例を通して詳しく紹介。
目次
第1章 図書室の有効利用(図書室は、授業中に全員で使う場所;図書室をよりよく活用するには?;自分で読む力をつける ほか)
第2章 「テーマのある読書の時間」の実際(ブックトーク・読み聞かせの効果と課題;「テーマのある読書の時間」を;ワークシートの活用について)
第3章 理解を深めるワークシート(ページのめくりかた(1年3)
あきのむしをしらべよう(1年4)
むかしばなしを読もう(2年2) ほか)
著者等紹介
渡辺暢恵[ワタナベノブエ]
1959年生まれ。東京学芸大国語科卒。小学校教諭在任中図書主任となり、学校図書館司書教諭資格取得後、学校司書として小学校8校、中学校2校に勤務。学校図書館、児童書について研究。学校図書館づくり支援や研修会の講師等活動中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいくん
10
☆☆☆渡辺暢惠さんの2005年の著書です。このころ、こどもの読書状況の改善がみられた時期です。 学校図書館法改正で、司書教諭の配置が義務づけれ、「朝読書」が盛んになり、保護者の「図書ボランティア」活動が活発になろうとしていました。子どもたちは本来本が好きなのですが、読まない子がいたら周りの大人が適切な手立てを怠っているためだと渡辺さんは言います。 図書館は授業中に全員で使う場所にしたいと渡辺さんは言います。図書室に入って本に触れ、あおもしろそうとと手に取るきっかけを作りたいです。 2018/08/16
さよ
1
各学年ごとに図書館を使った授業の展開例が載っていて、参考になった。ひとつの本にとどまらず、他の本にも広げていける活動が提案されているのがいい。2016/08/02
onion
0
このシリーズは実践的で丁寧、かつわかりやすく、本当に参考になります。2013/06/06