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内容説明
本書は、1999年から3年にわたって信州大学教育学部附属養護学校が取り組んできた実践の成果の一端。家庭の願いを取り入れた生活単元学習・作業単元学習やPLUSの在り方、地域で学習を展開する試み、家庭と共に行う教育評価の在り方、その情報の共有化の方法等、検討すべき課題は多くあるものの、2002年から試行される学校週五日制、新学習指導要領の完全実施等に伴う問題、激動する社会状況に対応する養護学校の在り方等について一定の提案を行った。
目次
第1章 学校の殻を脱ぐ(今、私たちに求められているもの;「学校生活づくり」から「生活づくり」へ;保護者と共に個別支援計画を;過程と学校がよりよいパートナーに)
第2章 願いは、豊かな生活、自立への道(保護者は、情報の源;共通理解して、学校と家庭で;育ちを共に喜び合う;今、地域で輝く活動を)
第3章 変わるか、学校!(日課は、学校生活は、題材は;授業参観、いつでもどうぞ!;学校も過程も情報を共有するには;将来に生かす支援情報の集積「データベース」)
第4章 座談会「変わってきたね、学校…親の目から」
第5章 社会に対応する養護学校
著者等紹介
都築繁幸[ツズキシゲユキ]
1952年愛知県生まれ。愛知教育大学特殊教育学科卒業。筑波大学心身障害学系、信州大学教育学部等を経て、現在、愛知教育大学教育学部助教授(障害児教育講座)。教育学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。