- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 特別支援教育
- > 知的障害・発達障害等
内容説明
生活や学習に不適応を見せ、問題行動をとる子どもが、社会的に好ましい行動ができるようになり、生活しやすくなるように支援するSST(ソーシャルスキルトレーニング)の実際を詳しく紹介。SSTとは何か、どんな子どもにSSTが必要か、SSTを進める際のコツなど、初めての人でもSSTができるように説明。話の苦手な子どもへのSSTや、ゲーム感覚を取り入れた15種類のSSTを紹介。絵カードとしてすぐ使える40枚のカラー絵カードと、それらを使ったSSTの行い方、ロールプレイの仕方を収録。
目次
第1章 どんな子どもにSST(ソーシャルスキルトレーニング)が必要か(特別支援教育の中でSSTの必要性も増している;SSTが必要な子どもの行動特性にはどんなものがあるのか;「個別の指導計画」実現のために必要な具体的な手立てとしてのSST;問題を抱える子どもの中に障害が隠れていることもある;発達障害にはどんなものがあるのか;広汎性発達障害の子どもについて特に考えてほしいこと)
第2章 SSTのやり方(SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは
SSTを進める時のコツ
特別支援教育でSSTをどう使うのか―すぐ席を立つ子を例に
話すのが苦手な子どもへのSST
ゲーム感覚を取り入れたSST
視覚的情報を利用して、生活しやすくなる
友達と一緒に遊べない子どもへの支援)
第3章 絵カードを使ったSST(絵カードの用い方;絵カードを使ってSSTを行う)
著者等紹介
田中和代[タナカカズヨ]
静岡県静岡市生まれ。臨床心理士、福祉レクリエーションワーカー、タッピングタッチ・インストラクター、EMDR治療者。東京女子体育大学卒業、福井大学大学院(学校教育専攻)修了。静岡県の公立学校教諭を経て、福井県に移る。福井県で非常勤講師、スクールカウンセラー、発達相談員や療育指導員、若者の就職支援を行い、山形県の東北公益文化大学教員(学生共育相談室の副室長)として困難をかかえる学生の修学、就業支援を行う。現在は、福井県の発達障害専門の就労支援の作業所「さくらハウス」施設長
岩佐亜紀[イワサアキ]
福井県福井市生まれ。平成19年3月に福井大学教育地域科学部(障害児教育専攻)卒業。現在は福井県内の中学校に勤務している。在学時代に越前市のコミュニケーション教室で障害児の療育に関わり、教材づくりを経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。