目次
1 カウンセリングにとって失敗とは何か
2 導入期の不手際による失敗
3 中断のケース(主に周囲の条件の中に中断の原因がある場合;主にクライエントまたは来談者(親)の事情による場合
主にカウンセラーの責任による中断
終結はみたけれど)
4 失敗例から学ぶもの
著者等紹介
米山正信[ヨネヤママサノブ]
1939年浜松高工応用科学科卒。商工省燃料研究所・東大輻射線化学研究所に勤務。終戦後教師となり、静岡県の各高校に勤務
蔭山昌弘[カゲヤママサヒロ]
1947年静岡市に生まれる。静岡県立静岡高校教諭、国語担当。カウンセラーとして29年余、幼稚園児から高校生に至る子どもたち、及び、その親等の相談を受けている。城内カウンセリング研究会代表。日本学校教育相談学会認定学校カウンセラー
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感想・レビュー
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Yuuhei Ooki
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失敗例から学べることは、とても多いと思う。ただ、自分の失敗例をさらけ出すことには、抵抗感もあるだろう。この本は、カウンセリングで陥りそうな失敗例が、いくつも取り上げられていて、とても参考になった。 この本が出されたのが、2002年ということで、SNS全盛期の現代版失敗例も、ぜひ知って学びたいと思った。2016/10/16
オリーブ
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カウンセリングの基本「聞く」ってことの難しさが失敗例と共に書かれています。カウンセリングが成功か失敗したのかは、カウンセラーが決めるんじゃなくて、クライエントが決める事だと言うのは納得です。話を聞くと言うのは、教え、諭すことだと誤解しがちですが、本当はカウンセラーの「分かろうとする」気持ちが一番重要なことなんだと思いました。2013/04/30
S@YOPECO
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レポートにはつかえた。大変お世話になりました。ここまで失敗をひけらかせるのはすごいw
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- 和書
- 広島の変人、世相を斬る!