内容説明
ビバルディの「四季」、ベートーベンの「運命」、ショパンの「別れの曲」ほか、音楽鑑賞の時間で取り上げられることの多い、作曲家の生い立ちや、作品をめぐるエピソードなど、名曲誕生の背景がわかる、興味深い音楽の話。
目次
バイオリン協奏曲集「四季」―ビバルディ(父親からバイオリンの手ほどき)
交響曲第一〇一番「時計」より第二楽章―ハイドン(初演の時からアンコール)
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第二楽章―モーツァルト(神童ぶりは三歳から)
「月光の曲」―ベートーベン(教科書にものった作り話)
交響曲第五番ハ短調「運命」―ベートーベン(国ごとに呼び名が違う曲)
交響曲第九番より「第四楽章」―ベートーベン(シラーの詩に長年かけて作曲)
歌劇「ウィリアム・テル」序曲―ロッシーニ(三八歳までに三九の歌劇)
ピアノ五重奏曲「ます」より第四楽章―シューベルト(音楽の成績だけは抜群の少年)
「別れの曲」―ショパン(一二歳でピアノは完全にマスター)
「トロイメライ」―シューマン(なれるのは音楽家だけといわれて)〔ほか〕
著者等紹介
武川寛海[タケカワヒロミ]
1914年東京生まれ。1938年東京帝国大学文学部美学科卒業。1992年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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