内容説明
大どろぼうになって人びとを守った彦一のしたことは?和尚さんの水あめを全部なめてしまった一休の言い訳とは?あっと驚く知恵とユーモアたっぷりの、彦一・一休とんち話をやさしい言葉で語ります。人間の言葉をしゃべる猫の話など、古くから伝わるふしぎ話も収めました。朝読や家読にピッタリ。読んで笑って元気になれる、生活を豊かにするお話集。
目次
彦一とんち話(彦一の飛行術;一分銀の涙;さか立ちした彦一;カカシになった彦一;大どろぼうになった彦一;三本の牛の毛;ネズミの彫刻;彦一の天のぼり)
一休とんち話(なめつくした水あめ;毛皮の羽織;このハシわたるべからず;びょうぶのトラ;ノドは関所;気になるモチ;ロウソクの火)
ふしぎ話(ものいう猫;背に矢をつきたてた地蔵様;竜の血;赤い舌;空へ桃を盗みに行った少年;義理がたい亡霊)
著者等紹介
名取三喜[ナトリサンキ]
群馬県桐生市に生まれる。1992年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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