内容説明
セクシュアリティ、社会と身体、科学技術の発展。人文・社会科学と自然科学の叡智を結集し、次代を生きる身体の可能性を提示する。
目次
第1部 表象される身体・セクシュアリティ(近世日本の絵入文学における身体像―形と機能;自然を男女になぞらえる―宮負定雄「陰陽神石図」と平田国学を中心に;布・衣服との関係からみる奪衣婆信仰の展開)
第2部 社会を動かす身体(近代日本における身体障害の表象―盲・聾・唖のイメージをめぐって;音楽を纏う身体―近代精神科医療における音楽療法実践をめぐって;戦時下の国民身体管理と産婆会―人的資源確保政策を中心に ほか)
第3部 未来を築く身体(産む身体の諸相―リプロダクションのコンテクストをめぐって;医療の中の死者と身体―病院における死後の処置を通して;認知症診療における身体イメージの創出―画像診断によるアルツハイマー型認知症の描出と実体化 ほか)
著者等紹介
安井眞奈美[ヤスイマナミ]
国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授。民俗学、文化人類学
マルソー,ローレンス[マルソー,ローレンス] [Marceau,Lawrence E.]
イタリア東方学研究所研究員、立命館大学アート・リサーチセンター客員協力研究員。近世日本文学・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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