暴力のありか―中国古代軍事史の多角的検討

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暴力のありか―中国古代軍事史の多角的検討

  • 宮宅 潔【編】
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  • サイズ B5判/ページ数 440p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784653045670
  • NDC分類 392.22
  • Cコード C1022

内容説明

暴力は中国史に何をもたらしたのか。人々が受け入れ、承認し、さらには規定する暴力―公認された暴力―、とりわけ戦争という巨大な暴力は、中国古代の政治・経済・思想・社会を定義する強制力としていかなる機能を有したのか。軍事史研究に「軍事文化」の視点をも盛り込み、暴力により変容する社会と人間の様相を明らかにする。

目次

序論
第1部 暴力へのまなざし(中国古代史における暴力;中国古代の正戦論と『史記』の戦争叙述:暴力正当化の基準をめぐって;両漢の田猟賦と軍礼:暴力の儀礼化に関する一断章;南北朝時代における仏教と軍事:僧伝の検討)
第2部 戦時と平時のはざま(新発見の簡牘から見た秦~前漢初期の傅籍制度の沿革;征服軍の撤退:里耶秦簡よりみた占領統治の展開;戦時体制から日常行政体制へ;秦漢時代の県の治安担当官吏について;唐代節度使の出現原因:対外戦争の様相変化を手がかりに)
第3部 戦争の磁力(戦争と王権:『商君書』にみる「強国」「天下」と軍功爵制;戦争と貨幣:秦の占領統治と半両銭の流通;軍事と刑罰:秦漢時代における軍事の地位低下についての試論)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

10
戦争における暴力や「暴力機関」としての軍隊についての論集。以下個人的に興味深く読んだポイントを挙げる。金秉駿論文では諸子から『史記』に至るまでの正戦論を概観。佐藤論文では田猟賦と画像石が共通の説話に基づいている可能性に触れる。古勝論文では軍事面で期待される仏僧像を議論。これは後世の物語での軍師・国師像につながるかもしれない。宮宅第二論文では秦による統一戦争に伴う貨幣の増産について言及。鷹取論文では「五十歩百歩」の故事が当時の戦争の実態に基づいていたと指摘。2024/04/04

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