出版社内容情報
文学は心に残る「問い」との出会い。「いま」を切り取る最前線、ベスト短篇アンソロジー。
【収録作品】
石田夏穂「ヘルスモニター」
李龍徳「反男性」
滝口悠生「煙」
今村夏子「三影電機工業株式会社社員寮しらかば」
山下紘加「わたしは、」
朝比奈 秋「雪の残照」
市川沙央「こんぺいとうを拾う」
金井美恵子「夢の切れはし」
川上未映子「わたしたちのドア」
角田光代「星ひとつ」
小野絵里華「夜のこども」
グレゴリー・ケズナジャット「痼り」
牧田真有子「水くぐりの夜」
くどうれいん「スノードームの捨てかた」
【編纂委員】
磯﨑憲一郎
伊藤氏貴(解説)
金原ひとみ
川村湊
島田雅彦
【装幀】
帆足英里子(ライトパブリシティ)
【目次】
内容説明
文学は心に残る「問い」との出会い。「いま」を切り取る最前線、ベスト短篇アンソロジー。文芸誌に発表された短篇作品から、選りすぐりの14篇を収録。いま一番面白い文学を、この一冊で。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NADIA
26
石田夏穂さんの『ヘルスモニター』を読みたくて借り出したのだけど、この本、ハードカバーとはいえ4000円という価格に驚き!! ところでかねてより「純文学の定義とは?」と疑問に思っていたのだが、巻頭で「読んだ後にスッキリするのがエンタメで、もやもやするのが(純)文学だ」と書かれていた。目からウロコ(笑) 2025/10/11
いちろく
21
いわゆる五大文芸誌で2024年に発表された作品から選出された短編アンソロジー。純文学として書店などでも見かける作家が多く、まさに今を感じる内容も少なくなかった。あえて一作品挙げるとしたら朝比奈秋著「雪の残照」。住民の立場における田舎の医療問題の一端を、読者の立場で眺められた感覚。いわゆる都会や都市どころか地方都市部ですらない場所で、今後確実に日本のあちこちで増加する現実を提示された感覚も。2025/10/06
りぃぃ
10
好きな作家さん目白押し。 再読できたのもあって、得した気分♪2025/09/23
ムーミンママ
4
短編アンソロジー。The 文学!!な作品。夜のこどもが好みでした。2025/09/06
yuko0611
2
去年初めて福袋を買ったら自分では選ばない服がよく似合ったので、読書にも同じことを期待し、最近何冊かアンソロジーを読んでいる。本書も結構収穫があった。エッセイがピンと来なくてずっと手を出していなかった角田光代の小説がしっくりきた。山下紘加は『あくてえ』の時より評価が上がり、市川沙央は『ハンチバック』後の期待値を越えてはこなかった。石田夏穂、滝口悠生、今村夏子は相変わらず良かった。初読みの小野絵里華は、調べたら詩人でなんか納得。もう読まなくていいと思った作家はいなかったし、2026も楽しみ。2026/04/03




