目次
第1部 玄奘が旅した中央アジア歴史、言語、美術(玄奘とトゥルファン;玄奘とソグド人;玄奘のコータン米訪とドモコのトプルクトン遺跡)
第2部 玄奘の弥勒信仰と観世音信仰(バーミヤーン西大仏と仏龕壁画 弥勒信仰の生成と玄奘の見聞・信仰;玄奘と観世音信仰)
第3部 玄奘の訳経 造形と教義(敦煌莫高窟初唐期仏龕内に描かれた維摩経変―玄奘訳『説無垢称経』による図像解釈;玄奘の訳経と教義論争)
第4部 玄奘の記憶(敦煌文献『仏説金剛経纂』に見られる玄奘三蔵とその信仰;古テュルク語訳『慈恩伝』研究の現在地と新視座;玄奘が見たソグド人と「玄奘三蔵絵」のソグド人)
著者等紹介
近本謙介[チカモトケンスケ]
名古屋大学大学院人文学研究科教授(~2023年2月)。日本中世宗教文芸
影山悦子[カゲヤマエツコ]
名古屋大学大学院人文学研究科准教授。中央アジア文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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