内容説明
イネの化石分析から、「ブランド米」の出現まで。イネの品種の栄枯盛衰はどのように繰り返されてきたのか。そのことは私たちの文化・社会にいかなる影響を及ぼしたのか―考古学、自然科学、料理人それぞれの視点から、イネと米の来し方、行く末を展望する。
目次
第1章 出土するプラント・オパールの形状からみた多様性
第2章 古代の種子札に記載された品種名の多様性と変遷
第3章 赤米・黒米・香り米―変わりものの品種たち
第4章 お米の祖先―「愛国」と「神力」
第5章 イネ品種と遺伝的多様性
第6章 対談 和食と米
著者等紹介
佐藤洋一郎[サトウヨウイチロウ]
京都府立大学文学部特別専任教授。遺伝学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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