内容説明
古代から中世へ―弔い、祈りの儀礼と人びとの意識はどのように変遷してきたのか。仏教との関わりを軸に、その展開をたどる。
目次
序章
第1章 平安貴族の葬送儀礼と仏事(葬送・追善・服喪;葬法の種類;葬送儀礼の次第書 ほか)
第2章 モガリから葬喪へ(『魏志倭人伝』と『隋書』;ヨミの国伝承;喪屋の諸儀礼 ほか)
第3章 仏事の導入と一向僧の沙汰(問題の整理;葬送仏事と僧;真言僧の著作 ほか)
終章
著者等紹介
上野勝之[ウエノカツユキ]
京都大学大学院人間環境学研究科博士後期課程修了、奈良大学非常勤講師。日本古代・中世文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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