内容説明
呪医への師事、秘密結社への加入を経て、仮面の森の深遠なる世界に分け入る。
目次
第1章 仮面の森・以前―遠山霜月祭から上ナイル踏査まで(フィールドワークの洗礼;遠山郷下栗 ほか)
第2章 仮面の森へ―ザンビア・チェワの社会をめざす(大学院に進む;「象徴論」との格闘 ほか)
第3章 仮面の森のフィールドワーク―秘密結社ニャウへの加入(村入り準備;村の集会 ほか)
第4章 ミュージアムのフィールドワーク―文化の表象の探求と実践(民博第一回企画展「赤道アフリカの仮面」;大英博物館 ほか)
結び 仮面という装置(世界の仮面;「異界」の可視化)
著者等紹介
吉田憲司[ヨシダケンジ]
1955年京都市生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻博士後期課程修了。学術博士。 国立民族学博物館教授・副館長。専門は博物館人類学・アフリカ研究。アフリカを中心に、仮面や儀礼等についてのフィールドワークをおこなう一方、ミュージアムにおける文化表象のあり方を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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