内容説明
海が浮き彫りにする人間のくらしと営み。海の遊牧民「ヴェズ」の暮らしに身をおく中で、著者自ら発見していくフィールドワークの方法論。
目次
第1章 人にとって海とはなにか―問題を立てる
第2章 調査地をめざして―居場所を探す
第3章 話しかけてもらいたい―住みこみ調査の開始
第4章 村の暮らしが見えてきた―資料を集める
第5章 首都アンタナナリヴまでの道のり―調査に備える
第6章 二十年後のマダガスカル―研究を展望する
著者等紹介
飯田卓[イイダタク]
1969年大阪府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)、国立民族学博物館准教授。専門は生態人類学、漁民研究。マダガスカルをはじめとする各地で、海と人との関係性について調査をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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