内容説明
古来より旅と祈りとは密接に結びついていた。近世には多くの旅の記録―道中日記が残された。みちのく、善光寺、富士山、四国遍路など、行き先もさまざまに、人知れず残されてきた道中日記を読むことで、現代にまでつながる旅と祈りの民俗に迫る。著者自身の実践経験を踏まえた講演記録も収録。
目次
旅と祈りと民俗学(逃亡者としての旅―今弘法あらわる;旧跡巡拝考;歴史民俗資料学としての日記活用の可能性―資料紹介とその解題)
道中日記に見る旅と祈り(みちのくの山々;善光寺;富士山;四国遍路)
著者等紹介
西海賢二[ニシガイケンジ]
1951年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院歴史人類学研究科博士課程修了。現在、東京家政学院大学現代生活学部・大学院人間生活学研究科教授、法政大学・立正大学・愛知大学大学院講師、古橋懐古館館長。NPO法人石鎚森の学校副理事長。博士(歴史学)。博士(民俗学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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