目次
序章 乾燥地マングローブへの視点
第1章 マングローブの古生物学
第2章 マングローブの適応戦略
第3章 マングローブの生理特性
第4章 ヒルギダマシ林の分布動態とヒトコブラクダによる採食行動
第5章 スワヒリ海岸のマングローブの利用と歴史的役割―タンザニア南部キルワ島の事例より
第6章 アラビア半島オマーン湾・ペルシア湾沿岸部とマングローブ―インド洋海域における交換が支えるアラブ社会の住空間
第7章 カタールでのマングローブの植林技法と森の保護
第8章 アラビアの海辺で
第9章 マングローブのパイオニアワーク
終章 マングローブと海辺の生活基盤の回復
著者等紹介
中村亮[ナカムラリョウ]
総合地球環境学研究所研究部プロジェクト研究員。静岡大学人文学部卒業(2000年)、名古屋大学大学院・文学研究科・博士前期課程修了(2003年)、同博士後期課程修了(2008年)。博士(文学)。2008年より現職。専門は文化人類学・環境人類学で、インド洋西海域世界(スワヒリ海岸と紅海)の海村文化の比較研究を行っている
縄田浩志[ナワタヒロシ]
秋田大学新学部創設準備担当教授。早稲田大学第一文学部史学科卒業(1992年)、ハルトゥーム大学大学院アフリカ・アジア研究所民俗学科ディプロマ課程修了(1994年)、京都大学大学院人間・環境学研究科文化・地域環境学専攻修士課程修了(1996年)、同博士課程修了(2003年)。博士(人間・環境学)。鳥取大学乾燥地研究センター講師(2004年)、同准教授(2007年)、総合地球環境学研究所研究部准教授(2008年)、「アラブ社会におけるなりわい生態系の研究」プロジェクトリーダー(2008‐2013年)を経て、2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。