感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
訪問者
7
ヘッセ初の長編「ペーター・カーメンツィント」がやはり傑作。昔、初めて読んだヘッセ作品であり、その時の高橋健二訳では「郷愁」のタイトルだった。これは正にヘッセにしか書けない作品だろう。他にも「ノヴァーリス」、「ペーター・バスティアンの青春」、「カール・オイゲン・アイゼライン」、「幼年時代から」、「大理石材工場」と傑作ぞろい。2019/01/09
訪問者
5
ヘッセの初長編『ペーター・カーメンツィント』が収録されている。美しい自然描写、女友達や障害者を持つ家族との交流等、ヘッセにしか書けない美しい作品である。ただ長年、高橋健二訳で親しんできたので『郷愁』というタントルがどうしても頭に浮かぶ。2025/03/05