中世寺院と民衆

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784653039341
  • NDC分類 185
  • Cコード C0021

内容説明

飢饉・疫病・戦争が絶え間なく人々を襲った中世、寺院はどのような場として人々のなかにあったか―死と隣り合わせの時代に、規模・宗派の違いを越えた「中世寺院」の果たした役割、仏教の世俗化と民衆への広がりを考える。

目次

第1章 中世寺院の置かれた社会
第2章 中世寺院の多様性と階層性
第3章 権門寺院の護国主義と万民豊楽
第4章 中世寺院による民衆統合
第5章 祈祷・呪術を否定する中世仏教
むすびに―中世民衆仏教の到達点

著者等紹介

井原今朝男[イハラケサオ]
1949年長野県生まれ。1971年静岡大学人文学部卒業。1979年東京大学史料編纂所内地研究員。1996年史学博士。現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授
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