内容説明
悠久の太古より今日まで、脈々と受け継がれてきた八百万の神々の呼び名や神話、神道の儀礼―その歴史的起源を探り明らかにすることによって神道の本質に迫る。平成14年4月八坂神社本殿遷座祭を機に著者の祭祀学研究を集成した待望の書。
目次
第1編 祭祀と古代史(埴使考―天香山と畝火山をめぐる古代氏族の動向と祭祀権;船玉神考―『住吉大社神代記』神名の割注の意味するもの ほか)
第2編 祭祀と古代鉄文化(古代氏族の祭祀と鉄文化;大穴牟遅神と鉄穴 ほか)
第3編 祭祀と国家・社会(国家儀礼と宗教;神社の歴史と機能 ほか)
付編 即位の礼と大嘗祭(即位・死の儀礼と天皇;真床迫衾の秘儀 ほか)
著者等紹介
真弓常忠[マユミツネタダ]
大正12年、大阪市に生まれる。神宮皇学館大学(旧制)卒。住吉大社禰宜、皇学館大学教授を経て、平成5年4月、八坂神社宮司に就任。現在、八坂神社宮司・皇学館大学名誉教授・(学)皇学館理事・神社本庁教学顧問・同教化講師・(財)京都文化財団理事その他多数の役職を兼ねる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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