内容説明
天智天皇の“実弟”という定説に対し『日本書紀』の子細な検討によって異を唱え、謎の解明に挑む力作。書紀の意図的な創作の根拠を浮き彫りにする。
目次
最近の天武天皇出生の謎についての諸見解
1 なぜ、天武天皇は兄の天智より年長か
2 天智天皇の兄の漢皇子と大海人皇子の接点
3 漢皇子の父高向王と高向臣・高向漢人
4 大海人皇子は「東宮大皇弟」ではない
5 なぜ、二三年間も中大兄皇子は「皇太子」か
6 天武・持統天皇とつながりをもつ当麻真人
7 天命開別天皇(天智)と東宮大皇弟(天武)のセット化
8 乙巳の変の主役になった鎌足の虚像
9 漢皇子と大海人皇子を別人化した現実的原因
10 建国紀元年の辛酉と養老五年の辛酉
11 天武天皇の出自をめぐる問題点
感想・レビュー
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perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺
4
原著は1988年、この増補版は1991年。著者は在野の研究家。 最近の天武天皇出生の謎についての諸見解。 天武天皇の年齢は『日本書紀』に表記が無い。遥か後世の文献に65歳とあり、ここから議論が始まる。 一、なぜ、天武天皇は兄の天智より年長か。 この問題は橋本治も書いていたが、この時代は兄弟の順序が年齢に拠らないとあり、主題でなかったためにそれ以上書いていなかった。 二、天智天皇の兄の漢皇子(あやのみこ)と大海人皇子(おおしあまのみこ)の接点。 かなり詳細な論なので略。それにしても渡来人の多い事。→2024/08/31
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