出版社内容情報
竜がたすけた子どもを運んでくる〈方舟〉は、沙漠のオアシスの町。羊飼いの少年オザンは、毎年春に方舟を訪れ、竜使いのマジュヌーンと再会するのを楽しみにしていました。ところがこの春、方舟に残っていたのは3人だけ。水が来なくなり、ほとんどの人が竜に乗って出ていったのです。
前の年の夏に方舟に来た少女ラナは、どこへ行けばいいか決められず方舟に残っていました。それでも、昔ながらのくらしを守るオザンたち遊牧民一家とすごすうちに、自分の道を見つけていきます。イランやトルコなどの中近東に造詣の深い著者が、死の危険と隣り合わせの子ども達への思いをこめて綴った、現代の〈方舟〉の物語。
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