出版社内容情報
伝説の管理栄養士として知られる昼間明子(ひるま・あきこ)は、<給食のおばちゃん>の愛称で、子どもたちに親しまれている。全国の小学校をめぐって、ご当地の食材を使った美味しい給食を考える。第一話は、熊本県が舞台。今日のメニューは、熊本名物の春雨スープ、太平燕。クラスには、SNS投稿をしている美優という女子児童がいる。美優は「家では満足な食事をさせてもらえず、学校給食だけが楽しみ」という 嘘の投稿をしていた。フォロアーは急増中。ところが、春雨スープの記事を載せたころから、「投稿者はこの学校の児童だ」という噂がひろがる。追いつめられていく美優に、給食のおばちゃんは「嘘と物語は、ちがうよ」とアドバイスする。
【目次】
内容説明
伝説の管理栄養士あらわる!?「食堂のおばちゃん」「婚活食堂」「ゆうれい居酒屋」の人気作家が、全国の子どもたちにおくる《食》と《心》のストーリー。
著者等紹介
山口恵以子[ヤマグチエイコ]
1958年東京生まれ。早稲田大学文学部卒。2013年『月下上海』で松本清張賞を受賞
彩田花道[サイタハナミチ]
1998年生まれ。2023年ギャラリーハウスMAYA装画コンペ入賞。書籍、映像、広告など幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
87
児童書。伝説の管理栄養士、昼間明子(ひるまあきこ)は全国の小学校給食室にピンチヒッターとして行く▽[熊本︰太平燕、からし蓮根]SNSで悲劇のヒロインと偽る5年生[北海道︰ラム肉のキーマカレー]万年補欠の6年生[大阪︰串揚げ、ちりとり鍋]感覚過敏症の3年生[徳島︰半田そうめん、鳴門金時芋]ピアノ伴奏プレッシャーの4年生[長野︰山賊焼、アスパラガス]スマホ依存の5年生▽ご当地給食がどれも美味しそう。小学生あるある悩みにいいアドバイスする給食のおばちゃんは、心も体も癒してくれます。2026.4刊2026/06/03
よこたん
32
“おいしいものをいただくときには、それを作った人、守り育てた人たちへの感謝の心を忘れないでくださいね” 熊本、北海道、大阪、徳島、長野と、各地の小学校でピンチヒッターとして働く管理栄養士の「おばちゃん」。太平燕、串揚げ、山賊焼き等のご当地メニューが美味しそう。食前に料理の説明を聞けるのっていいな。給食の食べっぷりや言動を見て、気がかりな子どもに、先生方と連携して対応する。傍から見たら大したことのなさそうな悩みでも、当人にしたら一大事。“ラムは、どうして日本では主役になれないんですか?”が何故か胸に響いた。2026/05/25
anne@灯れ松明の火
19
読メの新刊チェックで発見。山口さん、今度は”給食”がテーマの作品?と思ったら、児童書だった。なるほど! 気になっていたところ、新着棚で出会えた。伝説の管理栄養士として知られる昼間明子は、全国の小学校をめぐって、ご当地の食材を使った美味しい給食を考える。そして、子どもたちの健康を考え、見守り、悩める子を見逃さない。おばちゃんのアドバイスで、大切なことに気づき、道を修正していく。大人が読んでも楽しめた。続編希望!2026/05/10
なお
11
文字大きめでフリガナたくさん。お子さま向けだったのか。内容は可もなく不可もなく。2026/05/16
muroyu
6
著者初の児童書。シリーズ1作目。(これからシリーズ化。次作は7月) 今作は、熊本県、北海道、大阪、徳島県、長野県に赴任する、管理栄養士の「給食のおばちゃん」昼間明子。給食を通して「地産地消」、地元の食材と地元の料理に親しみを持ってほしいというおばちゃんの考えはとても素敵♪。それぞれの給食のメニューはどれも美味しそう♪。食育を通して、またおばちゃんの人生経験豊富な温かいちょっとしたお話で、子どもの心を解きほぐし、前向きになっていくほっこりするストーリー。我が県がいつどんなお話で登場するのか楽しみ!2026/06/03




