出版社内容情報
本が大好きなワオキツネザルのワオくん。うっかり気質が重なって、自分で本屋さんになることに。棚を作って本を並べて、読んだり読んでもらったり自分の本を創ったり…。本のお楽しみがいきかう「うっかり書房」はこちらです。
【目次】
内容説明
ほんがだいすきなワオくん。うっかりがたくさんかさなってほんやさんになることに。さあ、ごいっしょいたしましょう!たなをつくってほんをならべて。よんだりよんでもらったり。うっかりほんもつくったり…。ほんのおたのしみがいきかう「うっかり書房」へいらっしゃい!
著者等紹介
そのだえり[ソノダエリ]
1981年生まれ。昭和女子大学にて住居建築学を学んだ後、東洋美術学校グラフィック・デザイン科を卒業。2007年、ボローニャ国際絵本原画展入選。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
171
ただでさえ本が溢れている家の中、読み終えたらまた読み始めて、永遠のように棚を埋め尽くしていく。少しずつでも減らさないといけないはずなのに、これもあれもそれも、あらゆる本に思い出が生まれて、どうしたらいいのかわからなくてフクロウに相談する。たくさんの本を読み続けていると、途切れることのないもう一つの世界を感じられて、そこを歩く人々と出会い、新たな物語を見つける。ワオくんは整理しようとしたけれど、愛したものを失うのはとても難しいこと。自分のためだけでなく誰かに届けられる幸せを感じたとき、本と人は紡がれていく。2025/07/12
Yemi
29
本が大好きなワオキツネザルのワオくん。ついうっかり困ったことも起きてしまいますがとても前向きです。家族もほのぼの。好きなことをまっすぐ見つめる姿は素敵です。絵もかわいい。2025/08/31
gerBera.m
12
うっかり本を買いすぎて、自宅を壊すワオくん。色々あって本屋を開くのですが、周りの人のアドバイスを受けて、やりたい放題。絵もかわいいし、漫画みたいな構成で、ページが複雑なので年長以降のが良いかも。書店の未来を感じるような。素敵な話です。2025/11/22
ふじ
12
読みながら、本好きの顔が綻ぶことが詰まってる絵本だなと思いました。本好きの主人公、本が好きすぎて本が膨大に増えてしまって…自分の好きが誰かの役に立つ。生きててこんなありがたい話はないよね。見開きの笑顔が良かったなぁ。#NetGalley2025/06/20
えつ
11
ワオキツネザルのワオくん。うっかりしていて可愛い。本がたくさんあって家が傾いちゃうの、恐ろしい。わたしも本たくさんあるから家傾いちゃったら怖いなぁ…。ワオくんみんなから愛されていて微笑ましい。2025/08/31
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