出版社内容情報
おかあさんがお米を買ってきましたが、なぜか家にはたくさんのお米がありました。驚きながらもそれを使い「おみせや」を開くことに。はてさて、うまくお客さんに商品を手渡せるでしょうか。うろおぼえ一家節は今日も健在です。
内容説明
とあるくらしよいまちに、とある一家がくらしていました。おとうさんにおかあさん、おにいさんにおとうと、いもうと。一家のうちは「?」がいっぱい。きょうもやっぱり、あらふしぎ。おなじものばかりがふえていきます。つかってもつかってもつかっても、ちっともなくならないもんですから、いいことおもいついたみたいです―。
著者等紹介
出口かずみ[デグチカズミ]
1980年佐賀県生まれ。作品に『どうぶつせけんばなし』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『画集 小八』(果林社)『名前のないことば辞典』(遊泳舎)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
118
「うろおぼえ一家」シリーズ&出口 かずみ3作目です。認知症家族、今回は、米不足の時代に、思いっ切り怒られそうな内容でした(笑)🦆🦆🦆 https://www.rironsha.com/book/206462024/09/17
yumiha
39
うろおぼえ一家シリーズ4冊目。同じ物をまた買ってしまうのは、よくあること(ん?私だけ💦)。少し前なら買い置き!と顰蹙をかいそうなお米の袋がたんまり。んで始めたのが「おにざりや」(字も忘れたのねん)。お店なんかしたら、きっと代金をもらうのを忘れてしまうんだろうなぁという心配をしたのは、私だけ?お金をもらう先に、うろ覚え一家だからの失敗…でも大事に至りまっしぇん。ラストでは「もしかしておぼえているかおやのかお」。う~ん。親子が互いに顔を覚えているのかも、心配になってきた。2024/11/13
anne@灯れ松明の火
22
シリーズ4。しょっぱなから始まる、見事なうろおぼえ! 買物したを忘れて、米の袋が積み上げられ、傘は傘立てに入りきらない。米がありすぎるから、おにぎり屋を開こうというアイデアはいいけれど、本当に大丈夫? と心配していたら、「おにざりや」という看板に、吹き出す。「ぎ」という字もうろおぼえ(笑) 一番驚いたのは、p13をめくってp14を見た時。な、なにごと!? 私、おとうさんの顔、うろおぼえだった?! これを読むと、悩みも笑い飛ばせる。この一家に比べれば、心配ない、と安心できる(笑) #NetGalleyJP2024/09/10
anne@灯れ松明の火
20
新着棚で。ネットギャリーで先読みしたが、紙の本でもう一度読みたくて。話を知っていても、やっぱり、ぷっと吹き出すことがたびたび♪ 本当に見事なうろ覚えぶりで、面白過ぎる! うろ覚えで、困ったり、落ち込んだしすることなんか全くなく、いつもポジティブ。一番驚いたのは、やっぱりp13をめくってp14を見た時(笑) 落ち着いてページを戻すと、服が違う(笑) 悩んだ時、元気を取り戻すために、一家に一冊あると、いいかも(笑)2024/10/31
えつ
14
NetGalleyにて。これシリーズ物だったのかぁ。とにかく物忘れ?が激しくて、適当なノリの一家だった。お米のストックありすぎでしょう。お母さん、すっっっごいね!!!お米がありすぎるから、「おみせや」を開いておにぎりを販売。なんかこの一家見てると、考えてることがどうでも良くなってくるね。このスタンスいいかも。笑 今度、前のシリーズ3作も探して読んでみよ。2024/09/06
-
- 電子書籍
- わが家は祇園の拝み屋さん【分冊版】 3…
-
- 電子書籍
- RIDERS CLUB No.298 …