はなしをきいて―決戦のスピーチコンテスト

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はなしをきいて―決戦のスピーチコンテスト

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784652206256
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

中学生のヘイゼル・ヒルは地味な女の子だけど、スピーチコンテストで優勝を目指していた。クラスでたった一人の話し相手は、タイラーというおしゃべりな男の子。でも、話の内容は、女の子のことばかり。最近、人気者のエラ・クインにふられた腹いせに、彼女の悪口を言いふらしている。昨年のスピーチコンテストで優勝したエラは、ヘイゼルの宿敵だった。でもタイラーが、エラのSNSアカウントにセクハラ的なコメントを書き込んでいると知って、ヘイゼルは毅然として立ち向かう。ハラスメント、LGBTQ、SNS問題など現代的なテーマを扱ったYA小説。

内容説明

ミドルスクール2年目―今年のスピーチコンテストは、ぜったい負けられない!あたしにとって宿敵は、昨年の優勝者エラ・クイン。学校じゅうの人気者エラと、地味で友だちがいないあたしは、ほとんど接点がなかったけど…。ある出来事をきっかけに、あたしたちは急接近しはじめた。ハラスメント、LGBTQ、SNSトラブル…。中学生をめぐる問題は、世界共通。ユーモラスな語り口のなかに今日的なテーマを鋭く織り込んだ青春小説登場!

著者等紹介

ホーン,マギー[ホーン,マギー] [Horne,Maggie]
カナダのトロント生まれの作家、編集者。オックスフォード・ブルックス大学で出版メディア学の学位を取り、結婚もした。なかなかいい“買い物”だったというわけ。今は、オタワ郊外に家族と暮らしている。彼女の作品は、“Catapult”と“Medium’s Mental Health”とLGBTQに関する記事などで取りあげられた。本書がデビュー作

三辺律子[サンベリツコ]
東京都生まれ。白百合女子大学大学院児童文化学科修了。絵本からYA小説まで幅広く翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

85
YA。セクハラ#MeToo案件▽ミドルスクール2年のヘイゼルはぼっちの地味子。軽薄で惚れっぽいタイラー・ハリスは、ヘイゼルが友達もいなくて聞き役に徹してくれるので、好きな女の子について何でも話していた。おかげでヘイゼルはタイラーの彼女遍歴に詳しい。あるきっかけで、ヘイゼルはタイラーの元カノ、エラ・クインと知り合う。そこで実はタイラーがとんでもないセクハラ男だと知る。学校に訴えても大人は女の子の話を信じない▽良本。三辺律子さんの訳は読みやすさ太鼓判。2024.5刊2024/10/16

まる子

19
日本でいう中学生にあたるミドルスクール2年の女子たちが、ありもしないSNSでの性的嫌がらせ、それが元になっている男子悪事をあばこうとするも、親だけではなく校長先生までも信用してくれない。どうしたことか…。どうしたら大人はわかってくれるだろう。この事には実は黒幕(大げさ😅)がいた事を後々知る事に。全てをかけてスピーチコンテストに出場した事で明るみになった事実に驚きしかない!大人ってどうしてこうなんだろう💧困った時に頼れるはずの大人💧これは、著者が経験したことも含め「まずはやってみない?」と問いかける。2024/06/11

joyjoy

11
はじめは主人公のヘイゼルとお喋り男子タイラーの関係がよく分からず戸惑ったが、宿敵エラ・クイン登場から惹きこまれ、あとは一気に読む。よく知っているはずのタイラーや、見た目や噂からしか知らないエラ・クイン、その親友のライリーの本当の姿を、読者の自分もヘイゼルと一緒に発見していく。ひとを知るその過程を、友達のいなかったヘイゼルから教わった気分に。1対1の関係だけじゃ見えてこないことがたくさんあるね。そして、タイトルからは全く想像していなかったセクシャルハラスメントがテーマになっていた。話す、聞くができる関係を。2024/08/25

雪丸 風人

11
主人公は秘密を抱える陰キャ女子。スピーチコンテストに全てを賭ける彼女が、憎きライバルの苦悩に触れて、何より大切な気持ちに目覚め、唖然とするような決断に踏み切ります。次々と訪れるピンチやドキドキするようなイベントに、ハラハラし通しのまま一気読みでした。人の気持ちに目を向け、耳を傾け、勇気を出して感情を言葉に乗せていくことで世界が鮮やかなまでに変わっていく流れに、もう夢中ですよ。孤独の極みにいた少女がとびきりのスクールライフを手にしていく展開には、こちらまで天に上る思いでした。(対象年齢は13歳以上かな?)2024/04/29

shoko.m

5
ミドルスクール2年のヘイゼルは、今年こそスピーチコンテストで優勝をねらってる。そのためにしっかりと準備をすすめていたが、なぜか自分の恋愛遍歴を話してくるモテ男のタイラー・ハリスから元カノのエラ・クインに関する秘密を打ち明けられたせいで、状況は一転してしまう。一言でいえばシスターフッドのお話だが、そこへ至るまでの気づき、友情、挫折、怒り、奮起が丁寧に描かれていて心地よい。子どもだから女子だからと蔑ろにされることへの憤りは、わたしたちのものだ。勢いに乗る後半からラストにかけては、高揚感のひとこと。お奨め!2024/11/13

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