出版社内容情報
この森でもなければ、その森でもない、あの森でもなければ、どの森でもない、〈こそあどの森〉。
スキッパー、トマトさん、ポットさん、スミレさん、ギーコさん、トワイエさん、ふたご……。だれにでも、胸の中に秘めた大切なできごとがある。森のひとそれぞれの、ひみつの小さな物語をおさめた短編集。「こそあどの森の物語」シリーズ誕生30年を記念した姉妹編2冊目。
目次
スキッパーのないしょの話・どうして雨がふるのかわかった日/トマトさんのないしょの話・せんたく小鬼にせんたくされたくない/ポットさんのないしょの話・木登りが思い出させてくれたこと/スミレさんのないしょの話・ちいさな雪だるまがそこにあるわけ/ギーコさんのないしょの話・カラスとなかよくなって 知ったこと/トワイエさんのないしょの話・落とし物のおかげで見つけたこと/ミルクのないしょの話・ひとりで魔女の家に行った日
内容説明
あのときみたことあったこと。ことばにできないたいせつなこと。そんな物語をみんなもってる…。こそあどの森のひとたち、それぞれのひみつでないしょの7つの物語。
著者等紹介
岡田淳[オカダジュン]
1947年兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科を卒業後、38年間小学校の図工教師をつとめるかたわらファンタジー作品を書きはじめ、作家デビュー。『放課後の時間割』で日本児童文学者協会新人賞、『雨やどりはすべり台の下で』で産経児童出版文化賞、『学校ウサギをつかまえろ』で日本児童文学者協会賞、『扉のむこうの物語』で赤い鳥文学賞、『星モグラサンジの伝説』で産経児童出版文化賞推薦、「こそあどの森の物語」シリーズ(全12巻の1~3)で野間児童文芸賞、国際アンデルセン賞オナーリスト選定、シリーズ番外編『こそあどの森のおとなたちが子ともだったころ』で産経児童山版文化賞大賞、『願いのかなうまがり角』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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