私の源氏物語ノート

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  • サイズ 46判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784652206003
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C0095

出版社内容情報

荻原規子による源氏鑑賞エッセイ。現代語訳を成した物語作家が、1000年を隔て、同じ長編作家・紫式部に向けた視点は「源氏物語」の読書をさらに深めてくれる。巻末に「源氏物語」全帖のあらすじ付き。

内容説明

原文から全訳を成した荻原規子の源氏物語鑑賞エッセイ。同じ長編物語作家だからわかること、紫式部への深度あるその視点。

目次

いつのまにか役割交代―頭中将の次男紅梅と、長男柏木
みんなの光源氏―紫式部の文通仲間
原因はいつも藤壺―源氏が求め続けたもの
巨大な「若菜」―大団円の暗転へ
なくもがなの求婚―『枕草子』参照の謎
似姿の連鎖―藤壺の宮から浮舟まで
「中の品」の範囲―落ちぶれた高貴な女性
好対照な二人―源氏の孫匂宮と、源氏の末子薫
女三の宮という人―紫の上の努力と限界
意地悪な「玉鬘十帖」―若い娘の悩みごと
浮舟の母親―高貴な連れ子をもった意地
紫の上の死―葬送の空の月
優雅な四季の邸宅1―中宮の秋の町
優雅な四季の邸宅2―春を好む紫の上
優雅な四季の邸宅3―花散里と初夏
優雅な四季の邸宅4―明石の君の冬
若い女の出家―宇治十帖のくり返し
父の帝の愛情―源氏の罪のゆくえ
源氏の出家願望―紫の上との対比
若い源氏の美と笑い―「青海波」の妙
若い源氏の甘え―夕顔と朧月夜
乳母子の奮闘―匂宮の時方、浮舟の右近
真相を得た夕霧―柏木の遺言と薫
鈴虫の宴―女三の宮と冷泉院

著者等紹介

荻原規子[オギワラノリコ]
東京に生まれる。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。『風神秘抄』(徳間書店)で産経児童出版文化賞・JR賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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りー

27
荻原さん版の源氏物語「紫の結び」「つる花の結び」は読了済。研究者ではない、物語の書き手ならではの視点が新鮮だった。この本は、荻原さんの考察ノートで、どのように物語を読み解いたかが分かりやすく書かれている。読んだ後、改めて「出家」について考えてしまった。私には、生命を維持したまま社会生産的な事象から離れ、死への準備をする自由時間、というべきものに思える。原始仏典で釈迦の言葉を知ると、この時代の「浄土教」とも言える考え方はかなりお気楽に感じてしまうが、ある意味ものすごく羨ましい立場だなぁと。2024/03/20

かもめ通信

24
若い世代に向けて現代語訳を手がけた作家が『源氏物語』を読んで一緒に楽しもうと読者を誘う源氏愛あふれるエッセイ集。「玉鬘」はスピンオフ!「藤裏葉」の大団円のその後に!?豆知識はもちろん、突っ込みや大胆な推論を含めた率直な感想で楽しませてくれた。2024/04/02

mitubatigril

16
大河ドラマの影響があるからか 源氏物語や紫式部を扱う作品が色々出ていて、源氏ファンとしては出てる作品全部に目を通せないし興味のある無しもあるから取捨選択しつつ追いかけてる最中に出会った作品 作者はいわゆる忠実な訳から少し離れた作者の考える読みやすい現代語版を出されていて、作者の考えをまとめた源氏ノートとした作品だからツッコミ様が余りないのだけれどそんな斜め目線で解釈するんだなぁと原文をそのまま読めるからなのか分からないけれど、解釈の斜め加減に う〜んなんだかなぁそこまで思うかぁ?と思ってしまった。2024/02/10

えつ

13
荻原さんの源氏物語に興味を持ちつつ、なかなか手を出せなかったんだけど…。先にこちらを読んで、荻原さんの源氏物語の考察?がとても素晴らしい。巻末にある源氏物語54帖のあらすじも良かったなぁ。やっぱり、「紫の結び」「宇治の結び」「つる花の結び」も読むべきだな〜って思えた。頑張ろうかな!!!2024/01/31

しずくちゃん

11
「光る君へ」も始まったことだし、瀬戸内寂聴さんの「源氏物語」を完読できてない(恥ずかしながら最初の方だけで挫折)ので読み直したいと思っていましたが、まずこちらでざっくりと物語のあらましが読めたらと思い読んでみました。前半は荻原さん的な解釈で語られ、後半で五十四帖の要点が書かれていて源氏物語の骨格がなんとなくですが分かった気がしました。 2024/02/21

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