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内容説明
子どものころ、図書館で見た、ふしぎな鳥の写真―。本と工作が好きだった少年は、大人になり、絵本作家になり、写真のなぞをときあかすべくはるか秘境へと旅に出る…。
目次
第1章 絵本作家になる
第2章 ニワシドリをもとめて
第3章 オーストラリア
第4章 パプアニューギニア
第5章 イリアンジャヤ
第6章 なぜニワシドリはアズマヤをつくるのか?
第7章 アズマヤが教えてくれること
著者等紹介
鈴木まもる[スズキマモル]
絵本作家。鳥の巣研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
75
分類488。児童書。「鳥の巣」図鑑を書かれている鈴木まもるさんの鳥好きの原点は図書館で出会った「ニワシドリ」の写真だった。「巣」ではなく「アズマヤ」をつくるニワシドリを求めて、オーストラリアとニューギニアを訪れた著者の取材旅行。多くのイラストと、貴重なアズマヤの写真付き▽ニワシドリのオスは巣づくりはしない。巣を作るのはメスだけでオスは「アズマヤ」と呼ばれる小屋のようなものやシンボルツリーのようなものを作る。オスはそこをカラフルに飾ったり丈夫に大きくしたり独自の工夫をする▽創作の喜びを見出すってすごい。2024/07/21
榊原 香織
55
ニワシ=庭師 ニューギニアやオーストラリアにいる、わらで庭みたいなのを作り色別の物をたくさん置いて飾り付ける鳥。 探して秘境に。著者の鳥の巣コレクションは凄い。2023/12/02
たまきら
38
鈴木さんの鳥の巣の展示、何度か見に行ったことがあります。この本では鈴木さんがなぜ絵本作家になったのか、といういきさつも紹介されていて面白かったです。…私にとっての「ニワシドリ」は、ミツツボアリだった気がします。あと、ヒマラヤオオミツバチかなあ…♡2024/03/01
booklight
34
いいなぁ、こういう話。鈴木まもるさんのなぜ絵本作家になったかという話と幼い時に不思議に思ったニワシドリの謎が合流。オーストラリアやパプアニューギニアにニワシドリに会いに行く。地面に青いものを並べたり、木の枝をタワーのように積み重ねたり、不思議な習性を持つニワシドリ。なぜ、と実物を見て考える鈴木さん。『ニワシドリのオスは、「新しい生命を産み育てたい」という気持ちを、アズマヤづくりというプロポーズで形にしています。ぼくはというと、それと同じ気持ちを、絵本という形にしています』。創作意欲は本能だったのか。2023/12/31
takaC
16
ニワシドリの仲間はオセアニアにしか現存していないというのが切ない。そういえばオーストラリアにはさまざまな種類の鳥がいたなぁ。2025/03/14
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