世界をカエル10代からの羅針盤<br> リンボウ先生のなるほど古典はおもしろい!

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世界をカエル10代からの羅針盤
リンボウ先生のなるほど古典はおもしろい!

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  • サイズ 46判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784652205419
  • NDC分類 K910
  • Cコード C0395

出版社内容情報

古典文学は外国語ではない。私たちの母語である日本語の、ちょっと昔ふうの文章だ。だから、ゆっくり読んでみると理解できることは多い。日本文学の根ともいえる「うた」は、声に出して詠唱してみよう。サラッと黙読しただけでは味わえない情景が、心の中に浮かんでくるだろう。この本では、土佐日記、伊勢物語、平家物語、枕草子、徒然草、風姿花伝、そして源氏物語など、古典を読むための、楽しいポイントをたくさん教えてくれる。むずかしい「古典」の授業が、一気に面白くなる一冊。  

内容説明

古文は外国語ではない。日本語のちょっと昔ふうの文章だ。ゆっくり読めば、理解できることは多い。「うた」は、声に出して歌ってみよう。黙読では味わえない情景が、心のなかに浮かんでくるだろう。なるほど!昔の人も今の私と同じように、笑ったり、泣いたり、恋したり…そのことがわかると、「古典」が一気に面白くなってくる。

目次

第1章 和歌の読みかた、味わいかた
第2章 『土佐日記』の喜怒哀楽
第3章 『伊勢物語』は歌を語る物語
第4章 『源氏物語』の心細やかな筆の運び
第5章 『平家物語』は別れの文学
第6章 『枕草子』の醒めた視点
第7章 『徒然草』は隅に置けないぞ
第8章 能を支える名理論書『風姿花伝』
終章 日本文学のユーモア精神

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
1949年生。作家・国文学者。慶應義塾大学文学部・同大学院博士課程満期退学(国文学)。東横学園女子短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社)で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(P・コーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞受賞。『謹訳源氏物語』全十巻(祥伝社)で毎日出版文化賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

葵@晴読雨読

23
源氏物語を読む仲間で、関連本として。面白かった!大人でも十分に楽しめる古典の入門書!「土佐日記」「伊勢物語」「源氏物語」「平家物語」 「枕草子」「徒然草」「風姿花伝」2024/02/06

なお

21
 「世界をカエル 10代からの羅針盤」シリーズの一冊。『和歌の読みかた、味わいかた』の章。リンボウ先生の和歌を読む秘儀を伝授して頂く。和歌は「うたって」味わうもの。ゆっくり時間を掛けて、一語一語の情景を思い浮かべながら詠ずると、さらっと黙読しただけでは分からない歌の良さが知れる。やってみると、確かにその通り。『平家物語』の章。平家の棟梁、宗盛について人間的との考察がある。『風姿花伝』の章。現代でも通用する合理的な教育理念を、世阿弥が持っていた事が分かり、詳しく知りたくなった。なるほど古典はおもしろい! 2023/04/26

spatz

13
難しいと思われがちな古典の面白さを伝えたい!という林望先生の熱い思いが、わかりやすく楽しい解説の行間からにじみ出てくるような気がした。 レビューは以下: https://www.netgalley.jp/book/276706/review/697890 刊行日 2023/01/24 2023/01/14

kazu4

12
いやいや、軽い内容かと思いきや、なかなかの内容です。こういうのを読んでから古典を学びたかった❗️ いわば、「歌」とは、「詩」をよく味わために、美しい音楽的要素とゆっくり流れていく時間が必要なのである。だから、和歌だって、文字に書かれたものを黙読するだけでは、その良さ、味わい、美しさ、悲しさなどが切実に感じられるはずもないのである。2024/02/06

ピィ

9
とても興味深いお話でした。もっと肩式ばったものだと。こんなにも人間臭いお話しだとは。これこらも、どんどん古典に手を出してみたいと思います^ ^ しかし、私の通っている図書館。こちらの本もオススメコーナーにあったのですが。司書さんのチョイスかなりツボで。いつもワクワクをありがとうございます^ ^2024/02/12

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