出版社内容情報
なかなかおばあちゃんに会えなくなって、さみしいくまのマルちゃんは、お手紙で会いにいくことにしました。すると、おばあちゃんからもお返事がきて…絵手紙の交換が始まったのです。実の祖母と孫によるハートフルな絵本作品。
内容説明
だいすきなおばあちゃんに…だいすきなまごに…あいたい!祖母と孫の合作えほん。
著者等紹介
木村いこ[キムライコ]
1981年奈良県生まれ。イラストレーター、漫画家
木村セツ[キムラセツ]
1929年奈良県生まれ。学徒動員により紡績工場で働き、戦後は銀行に勤める。家庭の事情で退職後、三人の子供を育てながら、養鶏、喫茶店、農業などの仕事に励む。89歳から長女の勧めで新聞ちぎり絵を始め才能が開花(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
75
遠くで暮らすおばあちゃんと絵手紙での交流。微笑ましいやりとりに顔がほころぶ。木村いこさんと木村セツさんのコラボ絵本。特にラスト2ページは素敵な共演!2023/11/22
ぶんこ
49
孫で漫画家のいこさんとちぎり絵作家の祖母セツさん合作絵本。絵本の内容も引っ越ししておばあちゃんと離れてしまった孫のマルちゃんが、おばあちゃんに手描きの絵でお手紙を出します。こんなの貰ったらおばあちゃんは天にも登る気持ちでしょう。いいな。おばあちゃんからはちぎり絵のお手紙が届きます。マルちゃんの絵もおばあちゃんのちぎり絵も本当に素敵。2022/08/28
Comit
34
市立図書(電子書籍)〜漫画家木村いとさんと千切り絵作家の祖母、木村セツさんの合作絵本。孫と祖母がお手紙でやりとりをする物語。お話の内容も登場する千切り絵も素敵です。会いたいのに会うことすらままならなかったコロナ禍に生まれた絵本。これも良本✨2025/01/19
ヒラP@ehon.gohon
30
おばあちゃんと離れて暮らすようになった、こぐまのマルちゃんとおばあちゃんの微笑ましい手紙交換です。 二人のやりとりがいきいきとしていると思ったら、作者の木村いこさんと木村セツさんは、マルちゃんとおばあちゃんの関係だと知って納得できました。 些細なことですが、気持ちのこもった内容と、おばあちゃんの手紙にある新聞ちぎり絵の素晴らしさが、絵本を引き立たています。 素敵な絵本ですね。2022/08/01
anne@灯れ松明の火
25
『90歳セツの新聞ちぎり絵』のセツさんが孫のいこさんと絵本をつくったと知った。地元にないので、隣市予約。いこさんの絵は初めてだったが、イラストレーター・漫画家というだけあって、素晴らしい絵♪ くまのマルちゃんは引越しして、おばあちゃんに会えなくなり、寂しい。そこで、お手紙で会いに行くことにした。ふたりの文通が始まる。マルちゃんが絵を描いて送ると、おばあちゃんからは、新聞ちぎり絵の絵が届く。セツさんの作品が違和感なく入れられ、素敵! 今、退屈している実家の母に読み聞かせ♪ 敬老会でもいいかも。2022/07/08