出版社内容情報
人気シリーズ最新刊。のはらおばさんとのんちゃんたち、のはらクラブのなかまは森をぬけておひるね広場まで行くことに。森でどんな木を発見するでしょう。18年ぶりの新作書き下ろしです。
内容説明
森をあるくおばさんとこどもたちの、気になる木は何かな?
著者等紹介
たかどのほうこ[タカドノホウコ]
高楼方子。函館市に生まれる。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)『いたずらおばあさん』(フレーベル館)で路傍の石幼少年文学賞、『十一月の扉』(受賞当時リブリオ出版)で産経児童出版文化賞、『わたしたちの帽子』(フレーベル館)で赤い鳥文学賞・小学館児童出版文化賞を受賞。近刊に『わたし、パリにいったの』(のら書店 野間児童文芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がらくたどん
63
のはらおばさんの「のはらクラブ」は今度は森に出かけます。野原散歩の時はたくさんの草花を見つけて遊んだ子ども達ですが、森にあるのは草花よりいろいろな樹木。それぞれに形の違う葉っぱや木の実、時にはキノコも見つかります。普段の暮しで雑木林や里山の森に入る体験も少ないお子さんもいるかもですね。キャンプやハイキングの機会があった時に「あ、これ知ってる」となったら嬉しいかもしれません。森へ行くおばさんとのんちゃんだけ(秘密があります!)が「ちゃんと」長袖にしっかりした運動靴という細やかさはさすがだと思いました♪2023/03/19
こみっくま🍏10
30
幼年童話です。娘が幼稚園の時に大好きだった【のはらクラブ】シリーズの最新刊が18年ぶりに刊行です。これはもう読むしかありません!のはらおばさんとのんちゃんは夏の森に出かけます。様々な植物の名前の由来や葉っぱを使った遊びなど相変わらずのはらクラブの皆は楽しそうに過ごしています。子ども達には実はちょっとした秘密がありますがそれがまた植物の紹介とぴったり合っていて良いんです。たかどのさん、今回も興味深く読ませていただきました。ぜひぜひ大人にも読んで欲しいシリーズ。未読なら『のはらクラブのこどもたち』からどうぞ。2022/09/04
anne@灯れ松明の火
27
読友さんご紹介。新着棚で。シリーズを全部は読んでいないのだが、新装版が出てから、楽しみにしている。18年ぶりの新作だそうで、ワクワク♪ のはらおばさんと のんちゃん森を通っての散歩を企画。いつものメンバー、参加してくれるかな? おばさんも、仲間たちも、植物にとても詳しくて、植物遊びの図鑑的要素もある。手で丸を作って、カツラの葉を乗せて、真ん中をちょこっと凹ませて、上から叩くと、パーンって音がして破れる。失敗すると、ペコ。やってみたい~! たかどのさんご自身のスケッチのような、さりげない絵がかわいくて楽しい2022/09/08
花林糖
18
図書館本。のはらおばさんとのんちゃんは夏の森で「のはらクラブ」を開きます。いつものメンバーが集まり楽しいひと時。わこちゃんがイヌコリヤナギの名前にプンプン怒っているのが可愛い。のはらクラブのみんなと散歩をしたくなるお話。たかどのさんの絵がとても可愛らしい。2023/05/24
gururi
16
こんな山散歩がしてみたい。みんなの秘密に「あっ!」となりました。「のはらクラブシリーズ」があるんだ。読んでみようかな。2025/03/28