内容説明
のはらクラブのさいしょのおはなし。野原の草やお花にはどうぶつたちがかくれてる!?
著者等紹介
たかどのほうこ[タカドノホウコ]
高楼方子。函館市に生まれる。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)『いたずらおばあさん』(フレーベル館)で路傍の石幼少年文学賞、『十一月の扉』(受賞当時リブリオ出版)で産経児童出版文化賞、『わたしたちの帽子』(フレーベル館)で赤い鳥文学賞・小学館児童出版文化賞を受賞。近刊に『わたし、パリにいったの』(のら書店 野間児童文芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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がらくたどん
58
たかどのさんの楽しい自然教室。「のはらおばさん」が、子ども達を集めて野原を散歩したいな~と始めた「のはらクラブ」。あつまった子ども達といざ野原のお散歩へ。スズメノカタビラ・カラスノエンドウみんなよく知っているな~。同じ草がネコジャラシだったりエノコロ(いぬころ)グサだったりするのも面白い。キツネが名前に付いている草ってたくさんあるな。いろいろ見つけて遊び方も教わって、楽しいお散歩はお弁当の時間まで元気に続きます。あれあれ?皆のお弁当は大好きなご馳走だらけみたい。さよならの後のウフフな秘密、分かったかな?2023/03/19
anne@灯れ松明の火
25
旧版を読んでいたが、新着棚で出会って。のはらシリーズ春の巻。野原にある野草がたくさん登場する。雑学いっぱいで、おはなしを楽しみながら、知識も増えてしまう。散歩がしたくなる、野草を探したくなる。のはらおばさんだけでなく、のはらクラブの子どもたちも、みんな博識。なんで、こんなに??? そのわけは、最後のお楽しみ♪2022/04/30
さく
14
5歳息子に読み聞かせ。大人にとってはありがちな展開だけど、息子は全く気づかなかったみたいで驚いていました。そして、すぐに1人で最初から読み返していました。草花の豆知識が知れて楽しかったです!!お散歩に行きたくなります。2025/03/18
gerBera.m
10
スズメのかたびらやカラスのエンドウなど、みたことあるのに詳しく知らない雑草の豆知識を入れつつ、遊び方なども教えてくれて話が進みます。低学年ぐらいなら自分でも読めそうです。ありそうでなかった良い本。できれば図鑑で本物を調べつつ読みたいなあ。2024/10/20
遠い日
9
新装版にて。加筆部分もあるそうですが、どこが旧版と異なっているのかなぁ。ここから始まるのはらクラブ。のはらおばさんのポスターを見て集まった女の子たち。野原の植物の豆知識を自ら説いて、自分の意見もしっかり言うところが好き。のはらおばさん顔負けの知識が、ちょっとした植物学の講座のようでおもしろい。2022/10/14