出版社内容情報
少々ボーとしていて、妙なところに迷いこみやすい白ウサギのイナバさん。長雨の町に出来た子どもたちだけが行ける秘密の遊園地へまぎれこみます。アトラクションを楽しんだ後にはトラブルが…。
内容説明
長雨のウサギマチに、時空を越えてやってきたのはスイートなトラブルでした。トホホでウフフな白うさぎファンタジー。ゆるゆるキャラ・イナバさんの一歩、世界をはみ出す物語。
著者等紹介
野見山響子[ノミヤマキョウコ]
1978年埼玉県に生まれる。東京農業大学応用生物科学部バイオサイエンス学科卒業。在学中から版画制作をはじめ、2006年よりフリーのイラストレーターとして活躍。おもにゴム版画によるイラストレーションを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
67
イナバさん②児童書。お仕事もしているいい大人なイナバさんだけど、小柄でモフモフしている感じから子供っぽくみられる。黄色いレインコートを着て歩く姿はやっぱり子供ぽい。ちょっとぼんやりしててマイペースなイナバさんはつい不思議な世界に迷い込んでしまうクセがある[イナバさんと雨ふりの町]雲の上の遊園地[イナバさんと福引き券]夜店で売っている怪しいモノ[イナバさんと電話ボックス]ジオラマにされて売られちゃう、イナバさん危機一髪▽イナバさんかわいいな2021/10/13
mntmt
16
2作目も面白いです。ジオラマの話は、どうなることかとハラハラした。2021/11/02
ぐりとぐら
15
うっかり間の世界に行ってしまう事の多いイナバさん。今回は、雨降りが続く町で子どもしか行けないはずの雨雲の上の遊園地に迷い込んだり、別の世界の福引を引いてしまったり、旅行先でジオラマに閉じ込められてしまったりと、迷子に近い感じがする冒険を繰り返す。2冊目になり、本人にも異世界にちょっとした慣れもでてきてしまうところが面白い。今回は天狗かな?というおじさんが繰り返し登場。これからイナバさんと交流を深めていくのかな?2022/02/15
あおい
9
雨続きで食糧が底をついたイナバさんはスーパーに買物に出かけるがまた不思議な世界に迷い込んでしまう…遊園地に夏祭りに温泉、今回もイナバさんの冒険にワクワクします。2022/11/04
遠い日
6
シリーズ3の『イナバさんと夢の金貨』を読むために復習、再読でしたが、ほとんど平行読みでした。この不思議な世界観が大好きです。ふわふわと事件に巻き込まれていくイナバさん。体質だから避けようがない。本当に毎度、大変な目にあうのですよね。2024/02/19