内容説明
とあるくらしよいまちに、とある一家がくらしていました。おとうさんにおかあさん、おにいさんにおとうと、いもうと。一家はにたものどうしのなかよしこよし。どんなふうに、って?そろいもそろってうろおぼえなんです…
著者等紹介
出口かずみ[デグチカズミ]
1980年佐賀県生まれ。作品の他、絵の仕事も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シナモン
166
タイトルからしてこれは…と思ったけど、期待以上の面白さ。ニヤニヤしながら読みました。とんでもないものばっかり買ってきてお母さんに怒られると思ったら、お母さんもうろおぼえ(笑) 良かった良かった。一家のとぼけた表情にも癒されます。肩の力がストンと落ちる、リラックス効果抜群の楽しい一冊でした。2021/03/25
☆よいこ
86
児童読み物。うろおぼえ一家のお父さんは、子供三人をつれて買い物に出かける。しかくい!おもい!しまる!つめたい!ひかる?何を買いたかったのか思い出せない。まぁいいか。ほのぼの。2021/09/03
がらくたどん
83
『パーティー』のご感想に惹かれて。最近、リアルうろ覚え一家に向かってまっしぐら感の我が老々世帯なので親近感もひとしお。早起きした理由からしてうろ覚え。ようやく「おかいもの」に繰り出すアヒル一家。さてその目的は?「しかくい」「おもい」ぽつりぽつりと思い出す。各自一生懸命考えて記憶をたどり捻りだす。そうなの、真剣なの。頭に一回は入ったの。これぞ、真正うろ覚えなり。良かった~、誰も「何でちゃんと覚えてないの!き~」ってなる家族がいなくって。申し訳なくて情けなくてしょんぼりしちゃうじゃない?種明かしもバッチリ♪2022/07/28
ゆきねこ
73
これは中学生以上でも笑える。謎かけ形式で最後にストンと落ちる。四角くて、重くて、光っていて、冷たくて・・・うろ覚えに正しく覚えている。アイスを大量に買ってもみんなで仲良く食べる。さっきのことを忘れても、気にしないし、間違いもおおらかに許す。登場人物のあひるがまたいい。うろ覚えを体現している。このシリーズとってもいい。ルールやマナーに厳しくなっている現代社会に涼やかな風を吹かす。大好きな絵本です。2022/07/02
まま
63
サザエさん大集合ですか(笑)普段キーキー怒ってる自分が恥ずかしくなりましたよ(//∇//) こんなんでいいんだよなぁ💓・・・いやダメか💦💦 オチが伝わると読み聞かせにも面白いかと思ったんだけど、本が小さいのよねぇ💔2021/06/11
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- 和書
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